『帝王切開で失血死 医師に無罪』で思うこと・・

お久しぶりです！

朝晩はちょっとだけ涼しくなりましたね。

正直、私は北京オリンピックはどうでもよかったんですが、

昨日の女子ソフトボールの準決勝、３位決定戦には手に汗握ってしまいました。

『もう負けた！』って、何度思ったことか、、、、、、

女子ソフトの、っていうか、上野選手の精神力には超リスペクトです。

しかし、今日の夜の決勝戦も上野さんが、先発なんですかね？(;￣∇￣A

なんて、オリンピックの話題はさておき、

昨日は福島県大野病院で０４年、帝王切開手術中に患者の女性（当時２９歳）が死亡した件で、

業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医の裁判の判決が出ましたね。

有名な事件なんで、みなさんご存知かと思います。

知らない人は　→　ニュース記事

そもそも、産科というのは訴訟リスクが大きくて、なり手が減少してて、

この事件の影響によって、更に拍車がかかった。

なんてことも言われてますが、、、

妊産婦死亡率は日本は5.9％くらいということで、

急変したお母さんが赤ちゃんを命がけで産むなんていうことは

ＴＶドラマ等でみるくらいで、身近じゃなくなってる感じではないでしょうか？

更に新生児死亡率なんかも驚異的に低くて、お産が危険なんてイメージはあまりないと思います。

でも、でも、実際は男女とも初婚年齢が高くなり、高齢出産が増えていることで、

持病がなくても、出産リスクは高まっているのです。

妊娠したら、無事生まれて当たり前！　

という患者側の意識も産科の訴訟リスクを高めている要因だと思います。

実はうちの姉が、先月二人目の子供を出産したのですが、

予定よりも１ヶ月も早産になりました。

生まれてきた子供は、五体満足でしたが、原因不明のけいれんを起こして、

出産直後から保育器に入り、更に設備の整った病院に搬送、入院となりました。

私も両親とお見舞いに行ったのですが、面会できるのは、赤ちゃんの両親と祖父母のみ

ということで、病室には入れませんでした。

結局、一ヶ月ほど入院となりましたが、

本日　検査の結果がよければ退院できることになり、ちょっと安心です。

実際に身内の身に起こって、初めて実感できることですが、

出産のリスクはとても高いと思います。